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道場生の声

A.K(30代 男性)

知り合いである師範から心体術のことを聞き、興味を持ったので、空之会での稽古を始めました。
以前、他武道の稽古をしていましたが、かなりブランクがあった上に、最近は少し不精になっていたので、続けてゆけるだろうかという若干の不安がありました。しかし、心体術の稽古を始めてみると、その不安はなくなりました。
なぜなら、心体術の技は、丸い動きを基本としているので、体に負担がかからず、単純な円形・球形運動から多くの技が表現できるので、学びやすく面白いからです。
時には、思い通りに体が動かないことがあります。それは、動きのある部分にとらわれている時で、逆に、とらわれていない時には、自由に体が動きます。この ように、心体術の稽古を通して、心と体が繋がっていることを実感できることは、私にとって心体術の面白さの一つとなっています。
不精な私が、ひと月に2回、電車で片道1時間半もかけて稽古に通うのも、武術稽古を通して心と体の繋がりを実感できる面白さ故かも知れません。
心体術には、武術稽古の他に、メディテーションやエネルギーワークなどがあると聞いていますが、今後は、これらにも取り組んで行きたいと思っています。そして、心と体の調和を図り、前向きに人生を送って行けたらと思っています。

F.T(20代 男性)

最初道場を訪れたのは実は「空手をやってみたい」という動機からでした。
ボクシングを数年やっていましたが武道や流派については薄学で、失礼ながら心体術という武道の存在さえ知りませんでした。
最初心体術を見学、体験参加させていただいて率直に思ったことはいろんな武道の長所が織交っためずらしい武道、という感想でした。
突きあり、蹴りあり、投げあり、関節や極めあり。
空手や柔道、合気道等の有効的な技をアレンジした、実に楽しそうでまた奥が深そうな武道といった印象を強く覚えています。
実際入門してから師範に技の成り立ちについて詳しく説明を受けるとそれは他流にはない「円運動」を基軸とした合理的なものであると解釈することができました。それは多くの状況に対応可能な総合格闘技ならぬ、「総合護身術」です。
心体術では「護身」を大前提としていることから、合理的な護身の技を学びます。金的、関節蹴り、突きから離脱へ・・等、受けの護身ばかりではなく、攻めの護身とも自分はとらえています。
また護身術ばかりを視野に入れていれば、ダンスになりかねませんが、心体術では相手が格闘技を使ってくる場合、いわゆる組手的な練習もします。それがまた楽しく新鮮であり、練習に飽きたりしません。
心体術は多様な面に特化していると思えることが、この点です。
護身を学ぶために、あるいは健康増進のために、または格闘技の試合を目標とするために、と師範の柔軟な考え方は様々な方面に可能性を広げています。僕自 身、格闘技も好きなのですが、心体術で護身を学びながらも、いつかは格闘技の試合にでることも視野に入れてます。
それを同時に可能としてくれる心体術に魅力を感じ、飽き性の僕が3年近くも稽古を続けてるわけです。
心体術は10級から始まりますが、それぞれの級にそれぞれの型があり、その型からの技もあり、ゆっくりと段階を経て学ぶことができます。
今は帯の色をより濃くするために練習が楽しくて仕方ありません。
級が進めば様々な型とそれから展開される様々な技があります。
最初は正直混乱してしまいます。しかし同時にそれは自分の得意な技や分野を探す「自分を知る」ということにつながります。
何か一つでもいいから得意な技をより伸ばしていけばいいのだと師範からも教わり、日々葛藤しつつ練習しています。
心体術はまだまだ世間の認知率は低いですが、僕自身素晴らしい武道に出会えたと感謝しつつ、これからも励んでいこうと思います。

K.C( 女性)

今の時代は、いつどこで何が起きるのかわからない時代です。
子供を育てていてもいつ危険な目にあうかわからない世の中なので護身術を習わせておきたいという気持ちを持っていました。
そしてちょうど義兄が心体術という武道の師範という事で、子供が少し大きくなったら習わせようと以前から考えていました。
そして私も運動不足だったため一緒に習う事にしました。
はじめはちょっと準備運動をするだけで動機息切れしたり、型をやってもフラフラしてすぐ倒れそうになっていましたが、今ではだいぶ息があがらなくなり型をやる時もフラフラせず体の芯の部分に力が入るように感じるようになりました。
師範が子供に対してもそして私のような体力の無い女性に対しても必要以上にきびしくするのでは無く、無理なくがんばれる程度に指導して下さるのでこれからも長く続けて行こうと思います。

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