z

空之会とは

 

空之会の理念

 

武道稽古とは”長所と才能”を伸展させ、


”自由な心”(拘らず、偏らず、とらわれない心)を育て、


”和合の精神”(共生、調和、融合)を養い、


個人としては”人間性の向上”を、


地球社会においては”人財育成”を志し、


”天地自然の理”を体現した己を確立するものなり。

空之会の由来

 

「空」とは岡山にゆかりのある剣豪、宮本武蔵先生が兵法者として辿り着いた心の境地です。


五輪書(宮本武蔵著)には「空」について「少しもくもりなく、まよひの雲の晴れたる所こそ、実の空としるべき也。空有善無悪。智は有也。利は有也。道は有也。心は空也。」とあります。

「空」 には善があり悪はない、智(知恵、知識)と利(道理)と道(精神、武術)を修めれば「空」の心に至るという事だと思います。有でもなく無でもない、有無を 越えたところに「空」があるように思えますし、ここにも「ONENESS(ワンネス)」との重なりが見えてきます。

ただ空之会では五輪書を押付ける事はしませんし、人によっては「空」を仏教的に解釈してもいいですし、それぞれの解釈があっていいのです。


武道とは心と体を磨く為の「道しるべ」であることを理解しておけば「空」を方便としておのずと各自の「空」へと向かう道が拓けると思うのです。

心体術ではなぜ「道」と名乗らず「術」と名乗るのか?

 

あえて「術」を名乗る事で「道」についての理解を深めたいからです。

「道」とはそれぞれの人生と考えます。

武道の一流派が「道」そのものであるとは考えず、

武道に限らずこの世での様々な取り組みは、

人生という「道」における人間性の修行のひとつであると考えるからです。

「道」を名乗れば「道」になるのでは無く、

「術」と名乗れば「道」には至らないのでも無く、

名前や帰属によらず、

すべての人が道を歩いているのです。

稽古の進め方

 

  • 礼儀は武道の命です。あいさつはハッキリと、稽古中は押忍(おす)と返事をします。
  • 稽古中は集中とリラックスを基本としています。(自分に厳しく、皆で楽しく!)
  • 体力的にはムリをせずに能力と意欲に合せて指導していきます。
  • ムリをして故障等により生活に支障が生じないように各自の判断を尊重します。
  • 各自の長所、才能に見合った技を伸ばしていきます。(蹴りとか投げ等々・・・)
  • 組手は力をコントロールする事を学ぶ為に行いますがあくまで任意です。
  • 組手は様々な形で行いますが相手に怪我をさせない事が最大のルールです。

 

 

inserted by FC2 system